アルヴァ・アアルト Alvar Aalto アームチェア 400 Armchair 400

1936年に発表された、アルヴァ・アアルトの「アームチェア 400」です。
そのフォルムから「タンクチェア(tank chair:戦車)」のニックネームがつけられています。
厚みのあるクッションと幅広のアームレストによる重厚感、迫り来る迫力が圧巻のデザインです。
カンティレバー構造の椅子と言えば、ミース・ファン・デル・ローエなどによる「スチール」を素材として用いたものがありますが、アアルトは「木」を用いています。
「木」というところに、温かみ、北欧らしさというものを感じます。
※ カンティレバー (cantilever)…「片持ち梁」。梁(ハリ)の両端の一方が固定され、他方は動くことができる構造体を指します。(プールにある飛び込み板は片持ち梁の代表的な形。)
※ カンティレバー構造は1922年アメリカのハリー・E・ノーランドにより考案されましたが、椅子にカンティレバー構造を最初に持ち込んだのは、マルト・スタム(Mart Stam/1899年〜1986年)という人物です。それはガス管を繋ぎ合わせて溶接するという過程を経て、まだ直線的なものでした。その直線を曲線にデザインしたのがミース・ファン・デル・ローエの「MRチェア」です。
アルヴァ・アアルト の人物像及び作品一覧
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