アルヴァ・アアルト Alvar Aalto ラウンジチェア 43 LOUNGE CHAIR 43

1937年に発表された、アルヴァ・アアルトによる「ラウンジチェア 43」です。
ウェビングテープを座面に使った一連のアームチェアシリーズの一つです。
幅広の曲木によるカンティレバーの脚兼アームが適度なしなりを持ち、快適な座り心地をつくりあげています。
ミース・ファン・デル・ローエのスチールの「カンティレバーチェア」と比べてみると、その違いがわかり面白いです。
※ ウェビングテープ…特殊撚糸(ねんし:ねじり合わせた糸)の繊維にゴムを浸透させた帯状の弾性体のこと。一般的には、椅子の座面の下張りにクッションとして用いられる。
※ カンティレバー (cantilever)…「片持ち梁」。梁(ハリ)の両端の一方が固定され、他方は動くことができる構造体を指します。(プールにある飛び込み板は片持ち梁の代表的な形。)
※ カンティレバー構造は1922年アメリカのハリー・E・ノーランドにより考案されましたが、椅子にカンティレバー構造を最初に持ち込んだのは、マルト・ス タム(Mart Stam/1899年〜1986年)という人物です。それはガス管を繋ぎ合わせて溶接するという過程を経て、まだ直線的なものでした。その直線を曲線にデ ザインしたのがミース・ファン・デル・ローエの「MRチェア」です。
アルヴァ・アアルト の人物像及び作品一覧
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